こんにちは春日部デンタルクリニック院長の佐野です。
来年の1月よりGCという歯科材料メーカーのファイバーポストが保険適用になるようです。
従来保険適用の金属では歯の根っこの部分が破折してしまう症例が多く
抜歯になってしまうケースが多くみられましたが歯の柔らかさに近いファイバーポストの登場で
破折のリスクを軽減する事が出来ました。
ただ保険適用では無かったのとその上に被せるものも保険が利かなくなってしまうため、
保険適用の金属の土台を入れる患者さんが多かったです。
保険適用となる事でより多くの方に使えるようになります。
ただそのまま保険で全部被せる場合は問題ないのですが、保険外のセラミックの歯を被せる場合は
審美性の面も考慮してファイバーポストの土台でした。
今回保険適用になったので土台だけ保険でという事が出来なくなってしまいます。
同じ材料でもセラミックの場合は保険外で、保険の被せ物の場合は保険でというのはおかしいので、もっと高材質の土台を自費として設定するしかありません。
来年1月からという事なので動向を見守って対応していきます。