こんにちは春日部デンタルクリニック院長の佐野です。
治しても治しても虫歯になってしまう患者さんがたまにいらっしゃいます。歯ブラシの状態も悪いのですが、進行のスピードも通常の方に比べて半端なく早いのです。
そういう方は詰めて治す治療だとすぐに悪くなってしまうので全体を被せて治す治療を選択します。
原因は推測になってしまいますが、唾液の緩衝能の低下(酸性からアルカリ性に戻す力の低下)分泌量の低下だと思われます。沢山の持病を持っていて沢山の薬を飲んでいる方に多い傾向があります。
対策としては、唾液腺をマッサージして分泌を促すのと歯ブラシを徹底する必要があります。
前のブログでも取り上げましたが近年の研究で口腔乾燥を改善する治療法が出来そうです、それまでは歯ブラシを徹底して予防するしか無さそうですね・・