こんにちは春日部デンタルクリニック院長の佐野です。
最近ようやく暖かくなり春らしくなって来ました。
年度末という事もあり、4月からの新生活に向けて引っ越しなどの準備をしている方も多くいると思います。
そのせいか最近なぜか親知らずの抜歯を希望される患者さんが多くいらっしゃいます。
親知らずは8番目に生えてくる大臼歯で大体18歳から20歳にかけて伸びてくる場合が多いです。日本人の顎は小さいので生えるスペースが無く斜めや捻れて生えてくることが殆んどなので抜歯を勧めています。
良く腫れや痛みが出て来院されて「すぐに抜いて下さい」と言う患者さんがおられますが腫れや痛みがある状態だと麻酔が効きづらく、抜いた後もその刺激で強い炎症が持続する場合がありますので、お薬で炎症を抑えてから抜歯をすると言う流れになります。
何度か患者さんの強い要望で即日に抜歯をした事がありますが、大体上記のような結果になってしまうので最近はお断りしております。
もし前から親知らずが生えてきて気になっているのであれば早めに歯科を受診して相談されることをお勧めします。抜かないですむケースもありますので良く相談してみると良いでしょう。