こんにちは春日部デンタルクリニック院長の佐野です。最近はゲリラ豪雨が多く、とんでもない量の雨に遭遇することも多いですが、少し待てばあがることが多いのでもし降った場合は待合室で少しお待ち頂くか、傘をお貸ししますので受付でお声がけ下さい。
最近、また親知らずの抜歯の症例が増えて来ましたので抜くか抜かないかの判断についてご説明します。
親知らずは第3大臼歯と言って18歳〜20歳頃に一番奥に最後に生えてくる歯です。現代人は顎が小さくなってしまった為生えるスペースがなく、斜めに生えて来たり、一部分だけ頭を出したり、捻れて生えたりというケースが多いです。この場合は抜歯を勧めております、清掃が行き届かず隣の歯に悪影響を及ぼすからです。
逆に抜かなくて良いと考えるケースは他の歯と同じく真っ直ぐ生えて来てキチンと清掃の出来る状態、骨に完全に埋まっていて隣の歯に影響を及ぼさない場合です。ただし歯を押して歯並びに影響を与えたり、痛みが伴う場合は抜歯をする場合もあります。
上の親知らずは簡単に抜けて痛みも腫れもほとんど出ませんが、下の親知らずは骨が硬い為腫れや痛みが出てしまうケースが多いです。抜歯するのは怖いとは思いますが、長い目で見ると早めに対処しておいたほうが良いです。
もし気になる方はご相談だけでもお気軽にどーぞ。