歯周内科治療・外科治療
歯周内科治療とは?
歯周内科治療は、従来の治療法(原因を外科的に除去する方法)とは違い、
体の内側からアプローチする治療法です。
まずは位相差顕微鏡での歯周ポケット内の菌の状態を確認いたします。
その後、内服薬の服用と、外用薬による歯磨きにより、お薬の効果で除菌をしてしまおうという方法です。
春日部デンタルクリニツクでは従来の外科的歯周治療と併用する事で、高い効果を上げています。
* 歯周病治療の基本は機械的な細菌の除去になります。歯周基本治療を飛ばして内科治療は出来ませんのでご了承下さい。
治療の手順

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顕微鏡による細菌検査
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アジスロマイシン(抗菌剤)の内服
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抗真菌薬シロップによる歯磨き
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1週間後、顕微鏡で除菌の確認
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定期検診へ
※除菌療法自体の治療期間は1週間です。
顕微鏡画像
▶︎患者様には、パソコンの画面で、動画としてご覧いただけます。
難知性のプラークでは小型で螺旋型の画像のような
スピロヘータ、カンジダといった細菌がリアルタイムで
動いている様子が確認出来ます。

費用
▶︎初回顕微鏡検査・お薬代:5,000円
治療後の継続的な顕微鏡検査料については無料です。
治療前と治療後の変化を客観的にみることができます。
ご希望の方はお気軽にご相談ください。
リグロス療法(世界初 歯周組織再生医薬品)
歯周病とは、歯と歯肉(歯ぐき)の境目に付着したプラーク(歯垢)・歯石の中に存在する歯周病原因菌により、歯肉の発赤、腫れ、出血などが起きる病気です。進行すると歯と歯肉のすき間(歯周ポケット)ができ、そのままにしておくと歯を支えてる歯槽骨などの歯周組織が破壊されてされて、結果的に歯を失う原因になります。
この度、科研製薬株式会社より世界初の歯周組織再生医薬品 『 リグロス 』が認可され発売されました。
一度歯周病で失われた歯周組織を再生させることが可能です。歯周病が進行すると、歯を支えている歯根膜や歯槽骨といった歯周組織が破壊されます。しかし、歯周組織の破壊の程度が軽度から中等度の場合、歯周組織を再生させる歯科治療で歯を残すことが可能です。
リグロスの成分は細胞を増やす成長因子で、この成長因子の作用により歯周病で破壊された歯周組織の再生を促進する治療法です。フラップ手術で、 プラーク・歯石などを取り除いた後に歯槽骨の欠損部にリグロスを塗布し、歯を支えている歯周組織の 再生を促します。 リグロスと同じ成分は、すでにやけどや床ずれなどの治療に使用されています。


当院においても、症例を慎重に選択し適用しております。
お気軽にご相談くださいませ!